3月25日(火)『令和6年度 離退任式がおこなわれました』
春の訪れとともに、新たな門出の季節がやってきました。この春、本校から6名の先生方が異動されることになりました。それぞれの先生方のこれまでのご尽力に感謝し、新たな道でのご活躍をお祈りいたします。
【校長先生】
本校の校長として4年間、学校を導いてくださいました。体育科ご出身らしく、誰よりもパワフルに行動される姿が印象的でした。生徒にも教員にも温かく接し、細やかな気配りを欠かさない、まさに太陽のような存在でした。
在任中にはさまざまな改革を進められました。特にコロナ禍では、多くの苦しい決断をされながらも、生徒のために最善の道を模索し続けてくださいました。部活動の応援にも積極的に足を運び、写真を撮ったり、大きな声で応援してくださったことは、生徒たちにとって大きな支えでした。先生がそばにいてくださることで、困難なときにも前を向くことができました。
【体育科の先生】
8年間、本校で体育を担当し、生徒たちと真剣に向き合ってくださいました。体も心も大きく、厳しさの中にも温かさのある指導で、多くの生徒から信頼されていました。
生徒の成長を第一に考え、授業や部活動だけでなく、学校生活のあらゆる場面で力を尽くしてくださいました。先生の言葉や姿勢が、多くの生徒の心に深く刻まれています。林中学校での教員生活を終え、新たな道へ進まれる先生に、心からの感謝をお伝えします。
【国語科の先生】
3年間、国語の授業を通して、言葉の力や表現の楽しさを伝えてくださいました。話し上手で聞き上手、知識も豊富で、生徒はもちろんのこと、教員からも慕われる存在でした。授業では、単なる知識の伝達ではなく、言葉の持つ奥深さや可能性を実感できるような工夫がされていました。先生の言葉一つひとつが、生徒たちの心に深く残っていることでしょう。
【家庭科の先生】
1年間、本校で家庭科を担当してくださいました。先生が授業で語られた「家庭科は、人生で最も密接に関わり、命に関わる大切な学びである」という言葉が印象的でした。料理や裁縫といった実技だけでなく、生活の知恵や人との関わりについても、生徒たちに熱意をもって教えてくださいました。ご自身の経験を交えたお話はとても説得力があり、実生活に直結する学びの大切さを改めて実感させてくださいました。
【拠点校指導員の先生】
初任者の先生方の指導・サポートを担当しながら、本校の教育活動にも大きく貢献してくださいました。特に「いなほ祭」の合唱指導では、誰よりも熱心に生徒たちと向き合い、一人ひとりに丁寧なアドバイスをしてくださいました。
学年の指揮者たちは、昼休みや放課後、授業の合間にも個別指導を受けるために先生のもとを訪れました。その導のおかげで、生徒たちは自信を持って歌うことができ、素晴らしい合唱を作り上げることができました。
【教員サポートの先生】
昨年度まで養護教諭として本校で勤務され、今年度は学校の先生方の事務作業をサポートしてくださいました。また、新採用の養護教諭指導担当として、これまでの経験を生かして指導助言いただきました。養護教諭時代から生徒たちの相談相手として親しまれ、昼休みや休み時間には先生のもとに話をしに来る生徒が後を絶ちませんでした。困ったときにはいつも力になってくださり、まさに「保健室の天使」のような存在でした。事務作業を担当されるようになってからも、その温かさと細やかな気配りは変わらず、学校を支えてくださいました。新採用の養護教諭指導担当として、これまでの経験を生かして指導助言いただきました。
6名の先生方、これまで本当にありがとうございました。それぞれの新たな場所でのご活躍を心よりお祈りしております。